【読書感想文】54字の物語怪を読んでみた




 氏田雄介さんの、54字の物語怪を読みました

 この本は、54文字でつくる超短編小説集の2作目です
 


 この本を選んだ理由は、星新一さんのショートショートが大好きだったので、読んでみました。


 あとは、以前読んだ54字の物語参が面白かったので、選んでみました。
関連記事>>【読書感想文】54字の物語参を読んでみた



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 この本の中で、一番気に入った話は、誰もが体験した監禁の話です。

引用
 気づくと俺は暗い部屋に紐でつながれていた。出してくれ。言葉にならない声をあげ、壁を強く蹴った。「動いたわ!」

 お母さんのお腹にいる赤ちゃんの話です。ちょっとほっこりして、好きです



 二番気に入った話は、最後の所でゾクッとする話です。

引用
横になる彼女の指をそっと拝借し、指紋認証でスマホのロックを解除した。そして私は彼女の指をポケットにしまった。


 文章の前半は、よくある場面ですよね。浮気を疑って彼女のスマホを見る。

 後半で、ポケットにしまったあたりから、「えっ」って背筋がゾクゾクってなります。


 ちなみに、細胞が死んだ指では指紋認証はできないらしいです


 この本を読んで、普通の状況から普通じゃない怖さが怖い、ということに気が付きました。


 近所の本屋さんにも置いてますが、通販のリンクも置いておきます。


 紹介した作品以外にも、読んだ後ちょっとゾクッとする話がまだありますので、気になった方はチェックしてみてください

Amazon→意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 ゾク編 54字の物語 怪(かい)
楽天→54字の物語 怪 [ 氏田 雄介 ]


PS
 またまたテンプレートを使って、読書感想文を書いてみました

レビュー【読書感想文】54字の物語怪を読んでみた


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