歎異抄がわかりやすい読破できない難解な本がわかる本

 こんにちは、ぴんくぴっぐです。

 「人生に役立つ歎異抄という本が良い」と聞いていましたが、難しそうでまだ読んでいませんでしたそんな時に、前回記事「21世紀の資本」の時に出合った、この本が役立ちました

図解で読みとく世界の名著60・読破できない難解な本がわかる本(富増章成)

 難しい本の、見開き4ページで「エッセンス」をイラストも使って分かりやすく説明してくれています

 今回は、まだ読んだことが無いけど気になっている「歎異抄」を「読破できない難解な本がわかる本」で勉強してみました。ちなみに、読み方は”たんにしょうです

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〇【読む前に読んでおこう】歎異抄(たんにしょう)



善人なおもちて往生をとぐ、いわんや悪人をや

 歎異抄のキーワードですよね。

 意味は、「善人でさえ極楽往生できる、ましていわんや悪人は極楽往生できるのだ」という事のようです。

 逆転の発想ですよね。「善人」と「悪人」が逆のような気がしますが。ただ、本を読んでいくと納得できます。

 「自分は善人だ」と思い込んでいる勘違いの自称「善人」は救われがたい。

 むしろ「自分は悪人だ」と自覚している「悪人」の方が、話に耳を傾けるから救われやすい。

 言われてみれば、たしかに納得できます。「自分は善人」という人こそ怪しいですよね

 「自分は悪い奴」「自分は弱い」と自覚している方が、謙虚に話も聞けますもんね

 人間関係などに疲れてしまう人は、どこかで、良い意味で「他力本願」になるのが、良いようです。

 良い意味での「他力本願」とは。

 「何でも自分で出来る」と背負うと、どこかで限界に突き当たる。「大きな力により生かされている」と考えると、少しは楽になる。

 という事ですよね

 「私は善人です」という自信満々な人より、「私は欲望に負けてしまう悪人です」と自覚している人の方が、自分の真の姿を知っているという事になります

司馬遼太郎も「無人島に一冊だけ本を持っていくなら歎異抄」とおすすめしてます

〇【感想】図解で読みとく世界の名著60・読破できない難解な本がわかる本


図解で読みとく世界の名著60読破できない難解な本がわかる本

 読んだ感想は、面白かったです。歎異抄のキーワード「善人なおもちて往生をとぐ、いわんや悪人をや」が、ざっくり分かり、スッキリしました

 ちなみに、今回参考にした本は、図解で読みとく世界の名著60・読破できない難解な本がわかる本(富増章成)は、以下のような難しい本も、分かりやすく解説してくれてます

・ソクラテスの弁明
・「旧約聖書」「新約聖書」
・「般若心経」
・ニーチェ「ツァラトゥストラはこう言った」
・サルトル「存在と無」
・マイケルサンデル「これからの「正義」の話をしよう」
・「戦争論」
・プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
・ピケティ「21世紀の資本」
・マルクス「資本論」
・フロイト「精神分析入門」
・アドラー「人生の意味の心理学」
・新渡戸稲造「武士道」
 など

 難しい本を読む前に、読んでおくことを、おすすめします大雑把にその本の言いたい事」が頭に入っているので、難しい本を読んだ時の、理解度がアップします時短になりますね

 「難しい本のエッセンスを知りたい人」「難しい本で挫折したくない人」「教養として、ざっくり話を知っておきたい人」は、読むべき本だと思います



PS
 謙虚に生きましょう。疲れたら「疲れた、協力して」と伝える「弱さを見せれる勇気」を。

 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます💖「良かった」「役に立った」と思ったら、「拍手」や「いいね」してもらえると、喜びます🐷そして友達に「シェア」してあげると、あなたも喜ばれます👍以上ぴんくぴっぐでした。